過熱水蒸気に関すること 瀬田興産化工(株)

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zoom RSS 高品質なエネルギーと低品質なエネルギー

<<   作成日時 : 2007/08/05 14:10   >>

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この流体加熱を始めた頃から言われたことですが「電気エネルギーは音や光・熱など様々な形に変換できるが、熱エネルギーは他の形に変換も保存も出来ない」。
つまり、電気エネルギーは他の形に変換でき、保存もでき、また細かな制御も出来るから高品質である。反面、熱はそのいずれもまともに出来ない低品質なエネルギーであるとの定義です。
実際、電気エネルギーは電子回路によってテレビや電子レンジなど様々な利用が得られていますが、熱エネルギーは家では「ガスコンロ」です。コックをひねるだけで火力が調整できます。炎の熱エネルギーは形を変えて胃袋に入ってそれでおしまいです。途中から冗談ですが。

そこに我々はインバータを用いて高品質な熱エネルギーを作ろうとしました。その使用領域は「化学工業」。細かな温度制御、即断即動の熱源。これを実現しようとしてDPHは研究開発されました。
その結果、応用製品で化学工業では±0.1℃を以下の精度で運転を行い、精密な反応を実現させました。
さらに我々は化学工業で実績を上げようとしましたが、そこには厳粛たる「防爆機器」の規格が存在し、我々のDPHに対して「新しい発想のヒータであるので無下に規制に当てはめることはしたくない。だから実績を作りなさい」とのアドバイスを頂きました。

そして、次への応用である過熱蒸気の出番です。きっかけを書くと長くなりそうですのでいずれの回に回しますが、食品工業ではそれまでは±20〜40℃もあった過熱蒸気の加工方法もDPHにより±0.1℃で実現させ、「いつ素材を入れても同じ焼け具合」の過熱蒸気をこの世に出しました。まぁ食品では実際には1℃程度の誤差で十分なのですが。

また、即断即動の流体加熱熱源ではDPHの右に出るものは限られてきますし、大容量のものではさらに見あたりません。

即断即動のメリットは研究開発での用途で大きな影響がありました。他の方式の熱源を用いた過熱蒸気発生器をお持ちの研究部では設定温度に達するのに早くても5分から10分。ガス炊きの熱源の場合だと約30分を要します。つまり、研究開発ではスピードが命なのに、温度設定変更に時間がかかってしまい、1日の実験が過熱蒸気発生器によって制限されてしまうわけです。

DPHは温度変更を1分以内で成し遂げます。それも1℃だけの設定変更でも200℃の設定変更でも実現しています。http://www7a.biglobe.ne.jp/~dph/newpage18.htmをご参照下さい。
そのため、DPHを用いた研究開発では次の素材を準備するより先に設定温度に達するため、次から次へと実験がこなせるわけです。

これは大変重要なことで、他の方式では1日にこなせる実験数の5倍から数十倍をDPHは行うわけです。1日でこれですから一ヶ月になると開発の進捗度は大きく開きます。これが一年にもなると・・・
研究開発はスピードが命ですから会社の経営にも関わってきます。

このような即断即動高精度な熱エネルギーはもはや「低品質な熱エネルギー」では無いと思います。
まぁ、先生達の言う品質の定義から外れるような気がしますが・・・

DPHの隠れた特徴には、このような「高品質な熱エネルギー」があるわけです。

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