過熱水蒸気に関すること 瀬田興産化工(株)

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zoom RSS DPHの発熱体について その3

<<   作成日時 : 2009/01/04 23:23   >>

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最初に使用した発熱体は写真にあるような波板状の構造物でありましたが、三回目の発熱体調査です。
再びハニカム状、棒やパイプを束ねたタイプ、平板を重ねたタイプ、螺旋状、ボール状、粒状・・・

ハニカム状では周辺と中央では温度の差が有りすぎました。
パイプと平板は温度の応答が遅い。
ボール状と粒状は温度ムラが大きく時に局部過熱が発生する、等のデメリットが見えました。
ハニカムとパイプでは固形物が詰まりにくいが表面温度が高くなる傾向があることや、平板に穴を空けたタイプでは製作が楽ではあるが開口面積の取り方が難しく流量が増えたときの圧力損失が極端に大きくなります。
これらのメリットデメリットが仕分けられ、DPHの用途に応じて発熱体形状を変えるときの資料として取りそろえることが出来ました。

その結果、温泉水のようなスケールの多い液体を加熱するタイプや製作の容易な形状の物が残り、
高温タイプでは、虹技株式会社さんと共同開発したカーボンセラミックがレンコン状の発熱体で完成しています。

特にこのカーボンセラミックを用いた発熱体は30分間の運転記録でありますが、過熱蒸気温度が1300℃に到達しております。このぐらいの温度になると内部は白い色に近い黄色でヒータからの輻射熱だけでも暑かったです。

種々検討した結果、優れているのはやはり現在の発熱体の形状であり、応答性や制御性、圧力損失、対閉塞性でも上位でありました。生産性も構造・工程を検討して改善できました。
またこの頃にコンピュータによる解析も検討したことがありましたが、モデル化が複雑でしたので実現できませんでした。今の解析レベルでは実現できるかもしれません。

以上3回にわたってのDPHの発熱体についてお話を終わります。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
突然すいません
こちらのブログ興味深く拝見させて
頂きました。
私どもの会社でも今
自社の過熱水蒸気発生装置にて
新しいプロジェクトを始めようと
やっと重い腰を上げたところです。
過熱水蒸気についていろいろと
研究・実験・模索されていらっしゃる
状況がよく伝わってくるブログで
非常に面白いです。

これからちょくちょくブログ拝見させて
頂きたいと思っております。
突然のコメント失礼いたしました。
maru
2009/05/29 23:51
コメント有り難う御座います。
過熱水蒸気の技術もそこそこ市民権を得てきているようでなによりです。
最初は「水蒸気なんかで何が出来る?」でしたから^^;

過熱水蒸気の取り扱いは難しい面もありますので、微力な弊社でも協力できるような部分がありましたらいつでもお声おかけください。

みんなでがんばって日本発信の過熱水蒸気の技術を世界に見せてやりましょう。
書いた本人
2009/05/31 18:08

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